UNCE UPON A TIME IN TAIMA

映画をネタ的切り口で適当に書くブログ。更新滞り気味。

なぜベストを語りたいのか

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はて、年末に差し掛かってくると“今年のベスト映画”という話題になりますね。基本的にはベスト10形式で自分が面白いと思った映画を評点順に挙げていくというのが大半だと思います。

自分は単純にランキング形式でベストを語りたくない、ベストとまで呼べる作品はただ作品としての評価云々だけでなく自分にとってそれまでの根底を覆されるような衝撃を受けるような作品だとか長年思入れのある原作ものやシリーズものなどやや歪なまでに特別な想いを抱いてしまう作品こそ自分にとってのベスト!に値するものだと思っています。

 

そのような特別な作品にそうそう出会うようなことはなく年間でとてもじゃないけど10本も挙げられません。挙げられても3〜4本程度。下手すれば1本も挙げられないことも。ここ数年は幸いにも自分のベストと挙げられる作品が毎年ちゃんと出てきていますけどね。

 

まあこれも観た映画を点数化するどころかランキング付けできない、したくないというのが元々あって。客観的な評価はさておいて好きな映画に上も下もなし、全くジャンルの違う映画ではそもそも比較できないこともあるし。ベストと謳うのは自分にとって特別な映画体験となった作品を順位づけとかじゃなくピックアップして挙げてみるという感じにしたいなと。そういうスタンスです。

 

いやしかし変に小難しく考えずに単純に今年心に残った面白かったと思う10本を挙げればいいんだよ!とも思うところもありますけどね。今年はどのような映画が評価されたのだろうと全体的に参照するには奇のてらいのないランキングで良いと思います。でも“個”で見るならば他人の評価関係なくその人の想いが詰まった作品を知りたいとも思いますね。まあ映画好きの自負として世間的に評価が高い作品じゃなく俺の俺だけの作品を選ぶ!って天邪鬼になってもアレなんですが。

 

何をベストに選ぶか?ってのは映画好きとしての自意識を試されるようなとこありますけど、あまりにもポピュラーな作品を挙げればニワカだとか、まあ逆にマイナーな作品を挙げたところで文句言う奴は言うんで他人のことは気にせず各々のスタンスで、としか言えませんね。ハイ。

 

 

とりあえず今年のベスト映画は一本だけかな…今のところ。